國分功一郎『暇と退屈の倫理学』、「ひとりで考える」こと - The Red Diptych
この箇所にはハッとさせられた。
ファスト・フードの方から考えよう。なぜファスト・フードはすばやく食べられるのだろうか? それはその食事に含まれている情報が少ないからである。たとえば、質の悪いハンバーガーはケチャップと牛脂の味しかしない。情報が少ないのだから、口の中等々で処理するのは簡単である。全く時間がかからない。だからすばやく(ファスト、原文ではルビ)食べられる。
以上の分析から言えることは何だろうか? それは、味わうに値する食事には大量の情報が詰め込まれているということである。そして、情報が大量であるならば、それらを身体が処理するには大変な時間がかかることになる。つまり、味わうに値する食事は、結果として、ゆっくり(スロー、原文ではルビ)食べられることになる。
國分功一郎『暇と退屈の倫理学』、「ひとりで考える」こと - The Red Diptych
この箇所にはハッとさせられた。
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